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2023/9/4
このたび弊社代表の辰野勇が、ワールド・リバー・センターが選考する「国際ホワイトウォーター殿堂」2023年度のアドボケイト部門において殿堂入りをしました。
国際ホワイトウォーター殿堂は、パドルスポーツへの多大な貢献を称え、表彰することを目的としたもので、アドボケイト部門はパドルスポーツを通じて自然の素晴らしさを伝え、水辺の環境保全活動や生涯スポーツとしての普及活動に与えられるものです。
辰野が登山に打ち込むかたわら、カヤックにのめり込むきっかけとなったのは、1975年に開催された「第3回関西ワイルドウォーター・カヌー大会」。初出場にもかかわらず、いきなり優勝を果たしたのです。カヤックの魅力に開眼した辰野は、日本の川だけでなく世界中の川を下るようになりました。
1985年にはアメリカ・パーセプション社のポリエチレン製カヤック「ダンサー」を、日本に初めて輸入。1999年には軽量・コンパクトで、簡単に組み立てられるフォールディングカヤック「アルフェック」を開発。レクリエーションから本格的なツーリングまで幅広く対応できる高性能カヤックとして、高い評価を得ています。
イベントやスクールを通じて、カヤックの楽しさを広く伝える活動にも努めてきました。2004年に日本レクリエーショナルカヌー協会(JRCA)を立ち上げ、指導員の育成制度を確立。2009年には、カヤック・自転車・登山をつないで水辺から山頂を目指しながら自然の循環を体感する環境スポーツイベント「SEA TO SUMMIT」を初めて開催しました。
さらにパドルスポーツのバリアフリー化にも取り組み、1991年には日本初の障害者カヌー教室を開催。障害者カヌー協会の設立にも尽力し、現在はパラリンピックや世界選手権に選手を派遣するまでに至っています。
弊社ではこれからも、さまざまな製品やサービスを通じて、安全で楽しいパドルスポーツの普及に努めてまいります。
International Whitewater Hall of Fame Announces 2023 Honorees
International Whitewater Hall of Fame
「国際ホワイトウォーター殿堂」受賞トロフィー
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