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社会福祉活動

身体に障害をもつ人たちが生き生きと暮らせるよう、社会福祉活動をサポートします。

「青葉仁会」との取り組み

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青葉仁会は、知的障害を持った人たちが仕事を通じて社会的に自立するための授産施設「あおはにの家」を運営する社会福祉法人。モンベルのフリース製品を製造する際に出る端切れを使って、クマのぬいぐるみやクッションなどを制作していただき、これらを「リサイクル・プロダクツ」として販売しています。端切れの一片まで100%再利用することで環境にもやさしく、また仕事を通じて障害者の方たちの社会的自立に協力しています。
 最近では、モンベル直営飲食店の具材の下ごしらえや、ケーキ・クッキーなどの生産、野点セットの抹茶茶碗製作などでも活躍いただいています。これからもさまざまな形で社会福祉活動を応援していきたいと考えています。

「青葉仁会」オフィシャルサイト

「日本障害者カヌー協会」への支援

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「障害者でもカヌーができませんか?」ある脳性麻痺の青年のひとことを聞いた辰野勇(モンベル代表)と榊原典俊氏(現・青葉仁会理事長)は、カヌーなら障害があってもできるのではと、講習会実現に向けて立ち上がり、'91年に第1回「パラマウント・チャレンジ・カヌー」が奈良・吉野川で開催されたのです。
その後カヌーの楽しさの虜となった人たちが中心となり'95年に「障害者カヌー協会」を結成(2014年「日本障害者カヌー協会」に名称変更)。健常者の手でセッティングされたカヌー講習会から、障害者自身の手による運営へと、自立に向けて新たなスタートを切りました。カヌーの楽しさを障害を持つ人たちに知ってもらいたい、障害者も自立した一人の人間として見て欲しいという願いを込めて活動を続けています。今やその輪は全国区に広がり、障害者・健常者の区別なく、多くの人がともにカヌーを楽しんでいます。

「パラマウント・チャレンジ・カヌー」オフィシャルサイト

「東大寺福祉療育病院」への支援

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「東大寺福祉療育病院」は世界文化遺産にも登録されている東大寺が運営する、民立民営の肢体不自由児施設です。1955年の開設以来、半世紀以上にわたり障害のある子どもたちを支え続けています。「すべての子どもたちが等しく幸せになって欲しい」という理念のもと、障害の早期発見・早期治療に力を注ぐとともに、重度身体障害児の療育(治療と教育)にも積極的に取り組んでいます。2008年からは、18歳以上の重症心身障害児・者も入所できる「東大寺光明園」も開園。また、整形外科と小児科を標榜する地域の一般病院としての役割も担っています。
モンベルでは、新施設の設立募金への寄付やチャリティーバザーへの協力、作業療法用のクライミングウォール建設などを通して支援を続けてまいります。

「東大寺福祉療育病院」オフィシャルサイト

「SORD challenge Mt.FUJI project」への支援

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希少疾患と呼ばれる、症例の極めて少ない病気があります。多くは原因さえも分かっていない難病です。NPO法人 希少難病患者支援事務局(SORD)は、そんな希少疾患に苦しむ患者たちが希望を持って生活でき、社会と深く通じ合えるよう、さまざまな活動を行っています。そのひとつが「SORD challenge Mt.FUJI project」。SORD発足メンバーのひとり、中岡亜希さんによる車椅子での富士登山挑戦です。
中岡さんは、遠位型ミオパチーという手足の先から筋肉が衰えてゆく進行性の難病を抱えています。世界でも1000人ほどといわれる希少疾患です。「私の姿を通じて、難病に苦しむ皆さんにSORDの活動を知ってもらい、少しでも生きる勇気と希望を感じてもらいたい。そして、希少難病患者が置かれている社会的状況を少しでも変えたい」という思いから、富士登山プロジェクトが立ち上がりました。
一度目の挑戦は、2009年9月。子供たちを含む30名余りのサポーターとともに万全の態勢で臨みました。しかし、悪天候のため6合目で下山することに。そして翌2010年7月、2度目のチャレンジで、みごと登頂に成功しました。
モンベルクラブファンドでは、中岡さんやサポーターとして同行する子どもたちに、レインウェアなどの装備を提供し、挑戦を応援しました。

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希少難病とともに生きる中岡亜希さんの思いが一冊の本になりました。富士登山挑戦についても綴られています。
・『死なないでいること、生きるということ』(学研パブリッシング)

「with dreams 登山隊」への支援

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交通事故で四肢が不自由となった内田清司さんと、筋ジストロフィーを患う井手今日我さんという二人の重度障害者を含む日本の登山隊が、2006年8月、スイスアルプスのブライトホルン(標高4164m)登頂を目指しました。発起人である内田さんは、障害者の新たなる可能性を追求し、夢を実現させることで、同じように障害を抱える人々や子どもたちに勇気と希望を与えたいと、この計画を立ち上げました。モンベルでは、この勇気ある挑戦を応援すべく隊員の方々のウエアや装備などを、モンベルクラブ・ファンドから提供しました。
山頂へはあと少し届かなかったものの、その地点を『自分たちの山頂』と決め、仲間たちの協力のもと、夢を実現できたことへの喜びを隊員全員がかみしめました。